国際規格ISO16484シリーズにてBACS(Building Automation Control System)とオープン化通信プロトコルBACnetが規定され、オープン化BACSとBACnetの導入が我国だけではなく世界的に広がっています。BACSとBACnet は建築施設におけるインフラ設備となり、必須システムとして定着しています。BACnetは2016年1月にBACnet2012からBACnet2016へとバージョンアップし機能が拡張され充実しました。またBACnet2012は(一社)電気設備学会にて2014年5月に翻訳し出版されました。
BACnetによるBACSの計画、設計、製造、施工、運用、保守のエンジニアなどに対して、我国の要求仕様を満たし、マルチベンダー環境において相互運用性を確保し、また国際的協調を十分に考慮するガイドラインIEIEJ-G-0006:2017を新に制定しました。
このたび「BACnetシステム構築の基本」としてこのガイドラインをベースにBACnetシステムの構築に必要な基本知識を通信プロトコル、ネットワーク、アプリケーション、運用と保守等に関して、また最新バージョンのBACnet2016への対応およびIoT時代へのBACnetの最新動向をビル設備技術者、ビギナーにわかりやすい形での解説する講習会を開催します。
奮ってご参加ください。
2017年7月19日(水)9:30~16:45 (受付:9:10)
時間 |
講演内容 |
講師 |
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9:30-10:20 |
挨拶、BACnetの最新動向とBACSの構築 |
豊田武二氏 |
ガイドラインBACnetシステム構築の基本 |
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10:20-11:10 |
概要、対象、定義、通信プロトコル |
伊藤 弘氏(アズビル㈱) |
11:10-12:00 |
オブジェクトと拡張プロパテイ |
朝妻智裕氏(㈱東芝) |
12:00-13:00 |
休 憩 |
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13:00-13:50 |
サービス関係 |
鈴木智幸氏 |
13:50-14:40 |
自律分散制御 |
大山晋平氏 |
14:40-14:50 |
休 憩 |
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14:50-15:40 |
公式定義、オブジェクト例、サービス例 |
冨山由紀夫氏 |
15:40-16:35 |
BACnet2004とBACnet2012の違い・実現機能の相違、IEIEJ-G-2006:2006規格からの変更点、BACnet2016への対応 |
藤井六郎(アズビル㈱) |
16:35-16:45 |
総合質疑 |
全講師 |
みずほ銀行本郷支店 普通預金 2807221 シャ)デンキセツビガッカイ
(銀行預金口座への振込をもって代金の受領書といたします。領収証の発行はいたしません。必要な場合はその旨をご連絡ください。)