北海道と本州間は,津軽海峡に隔てられており長い間技術的,経済的に電力連系が困難でしたが,1979年に完成した北本連系設備により電力系統が連系され本州との電力融通が可能となっています。東日本大震災発生直後には,電力不足に陥った東北や関東地域に北海道から60万kWの電気を送り続けました。
既存の北本連系設備は,30万kW×2極(計60万kW)で構成されていますが,北海道内の発電所や既設の連系設備の点検時や故障などに備えるとともに,北海道の電気の品質をより安定的に維持するため,新たに30万kWの連系設備を建設しています。
今回は,1979年に日本初の本格直流送電設備となる北本連系設備として運転を開始して以来現在においても電力系統の安定化を担っている電源開発(株)函館変換所と,日本初の自励式変換器による交直変換装置を採用し2019年3月の運転開始を目指し工事を進めている北海道電力(株)北斗変換所を見学させていただく機会を得ました。
また,北海道新幹線開業年度の2015年夏にオープンした函館アリーナは,道南では今まで不可能だった全国レベルの競技大会や大規模イベントの開催を実現することが可能な多目的施設です。当日は,館内全域を見学することができます。
関係各所の方々にご協力をいただき見学会を企画しましたので奮ってご参加ください。
※電源開発(株)の北海道・本州間電力連系設備は,(一社)電気学会の第6回電気技術顕彰「でんきの礎」(2013)を授賞しています。
2018年6月14日(木),15日(金)
8:45(6月14日)JR札幌駅 北口「鐘の広場」カウンター前
月 日 |
時 間 |
内 容 |
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6月14日(木) |
8:45 |
受付 JR札幌駅北口「鐘の広場」カウンター前 |
9:00~12:30 |
貸切りバスにて移動 長万部で昼食 |
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13:30~15:00 |
貸切りバスにて移動 |
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15:00~16:10 |
北斗変換所建設現場 見学 |
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18:20 |
函館市内ホテル着 |
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6月15日(金) |
8:30 |
函館市内ホテル出発 |
9:00~10:00 |
函館アリーナ 見学 |
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10:00~10:50 |
貸切りバスにて移動 |
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10:50~12:00 |
函館変換所 見学 |
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12:30~13:30 |
大沼公園で昼食(参加費に含む) |
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13:30~17:40 |
貸切りバスにて移動 JR札幌駅北口 解散 |
※どちらか1日のみの参加や現地集合/解散なども可能です。ご希望の方は,お申込みフォームの通信欄にご記入ください。その他ご要望がありましたら,事務局までお問い合わせください。
※宿泊については,各自手配願います。
会員(正・賛助):5,000円、会員外:5,000円(当日受付でお支払いください)
参加費には2日間の貸切りバス代および昼食代を含みます。(宿泊代は含みません。)
※天候の状況によっては予定の変更や中止の場合がございますのでご了承ください。
〇ポイント(申請中)
WEBよりお申込みください。
一般社団法人電気設備学会 北海道支部 事務局(北海電気工事(株)電設工事部)
TEL 011-811-6762 FAX 011-811-6888
(お電話の掛け間違いには十分にご注意ください。)
一般社団法人電気設備学会 北海道支部
一般社団法人 建築設備技術者協会北海道支部
公益社団法人 空気調和・衛生工学会北海道支部
一般社団法人 北海道設備設計事務所協会
一般社団法人 北海道電業協会
一般社団法人 電気学会北海道支部
北海道電気工事業工業組合