国際規格ISO16484シリーズにてBACS(Building Automation and Control System)とオープン化通信プロトコルBACnetが規定され、オープン化BACSとBACnetの導入が我が国だけではなく世界的な傾向となっています。今日ではBACnet 通信は建築施設におけるインフラ規格となり、ビルの必須のオープン化通信技術として定着しています。BACnetは2016年1月にBACnet2016へとバージョンアップし機能が拡張され充実しました。またBACSは今後のビル設備のIoT化の中心的な存在であります。
このたびBACnet通信およびBACS構築の技術者向けにBACnet2016、BACnet 2012およびBACnetシステムガイドラインをベースにIoT時代に対応するBACnetの動向の講習会を開催します。奮ってご参加ください。
2018年11月6日(火)9:30~16:50 (受付:9:10)
時 間 |
・講習題目 |
講 師 |
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9:30-10:20 |
・IoT指向のBACnetの構成と動向 ※IoT指向のBACnetの構成と内外の動向を解説 |
豊田 武二 氏 (豊田SI技術士事務所) |
10:20-11:10 |
・BACnetとフィールドネットワーク ※BACnet とMS/TP、LonおよびKNXの機能分担についての解説 |
鈴木 智幸 氏 (ジョンソンコントロールズ㈱) |
11:10-12:00 |
・IoTに向けたBACnetのプロトコル ※BACnetのIPフレンドリー化への対応についての解説 |
伊藤 弘 氏 (アズビル㈱) |
12:00-13:00 |
休 憩 |
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13:00-13:50 |
・BACnetとワイヤレス化 ※BACnetとWi-Fi、ZigBee他によるワイヤレス化についての解説 |
妻鹿 利宏 氏 (三菱電機ビルテクノサービス㈱) |
13:50-14:40 |
・IoTに向けたBACnetのオブジェクトとサービス ※BACnetの各種サービスをIoTの視点からの解説 |
朝妻 智裕 氏 (東芝インフラシステムズ㈱) |
14:40-14:45 |
休 憩 |
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14:45-15:35 |
・BACnet/WSとクラウド型BACS ※BACnet/WSとクラウド型BACSをIoTの視点からの解説 |
大山 晋平 氏 (㈱日立製作所) |
15:35-16:25 |
・BACnet2016の概要と特徴 ※最新版のBACnet2016の概要と特徴を解説 |
藤井 六郎氏 (アズビル㈱) |
16:25-16:50 |
総合質疑 |
全 講 師 |
項 目 |
会員(正・賛助) |
会員外 |
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①受講料 |
12,000円 |
16,000円 |
参考図書(①に加え購入希望の場合) |
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②BACnet ®システムインターオペレビリティガイドライン(ASHRAE135-2012) |
2,916円 |
3,240円 |
③ANSI/ASHRAE Standard 135-2012 BACnet ビルディングオートメーションデータ通信プロトコル |
18,000円 |
20,000円 |
当日、受付でお渡しします。
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