電力の安定供給については、電力貯蔵が経済性に困難が伴うため、発電量を適正に調整し需要と供給のバランスをとる「同時同量」の考え方で制御されてきた。電力自由化前の電力会社10社は、供給エリア全体の需要量と供給量を瞬時で一致させて系統を維持してきた。しかし、電力自由化で参入した小売電気事業者は、連続的に瞬時の「同時同量」の電力供給を達成することが技術的に困難なため、一般送配電事業者(従来の電力会社)の管理が重要となる。また。メガソーラーに代表される再生可能エネルギー発電の増大による発電量の不安定さが「同時同量」を益々難しくしている。
今回は「同時同量」の基本から現状の課題、そして今後の対応策について話を聞く講習会を企画しましたので奮ってご参加ください。
2019年7月19日(金)15:00~17:00 (受付:14:40)
時 間 |
講 習 内 容 |
講 師 |
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15:00~17:00 |
九州のエネルギーと電気の「同時同量」について | 九州大学大学院 教授 出光 一哉 氏 |
○ポイント(申請中)
40名(定員に達し次第締切ります)
WEB(電気設備学科ホームページ)よりお申込みください。
2019年7月5日(金)
キャンセルや参加者変更は前々日までに報告願います。
当日キャンセルの場合は代理の方が出席ください。