電気設備学会

講習会
「オープン化BACSを支えるBACnet技術」のご案内

- 中堅BACS計画者向けセミナー -

オープン化とは公開された通信仕様に準拠したソフトウエアやハードウエアを使用することで異なるベンダの製品を自由に組み合わせることのできる体系とされ、ICT、IoTの世界では主流の概念です。ネットワークとプロトコルの共通通信仕様をベースに、デバイス間の相互の相互接続性とインターオペラビリテイ(相互運用性)を確立し、情報の共有化と機能の協業化を実現しています。BACS(Building and Automation Control System)においてはTCP/IP、BACnet等のオープン化通信プロトコルの導入を中心としたオープン化によりマルチベンダー環境が実現し、各デバイス、装置の必要な機能に対して最適のベンダを技術的、経済的に選定し、共通プロトコルの標準オブジェクトとサービスを利用して異なるベンダ装置間の連携制御の実行が可能となり、システム機能とエンドユーザメリットが向上ました。また内閣府の提唱するサイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させて経済発展と社会的課題の両面解決をめざすSociety 5.0がスマートシテイおよびスマートビル構築の基本的概念となっています。この概念を支えるコンセプトがデジタルツインとオープンスタンダードの導入です。都市におけるビルを中心とした各種のオープン化技術とクラウド活用にBACSは重要な一つコンポーネント技術となっています。このような背景を基に「オープン化BACSを支えるBACnet技術」をテーマとした講習会を開催しますので、奮ってご参加ください。

開催日 2025年1月31日(金)9:30~16:50 (受付:9:10)
申込締切日 2025年1月24日(金)23:59
定員 50名(定員に達し次第締め切ります)
料金
(税込)
(税率10%)
  • 会員(正・賛助)
    12,000円
  • 会員外
    16,000円
  • 会員種別はトップページの「賛助会員リスト」でご確認いただけます。
  • 自然災害、感染症等の発生によっては予定の変更や中止の場合がございますのでご了承ください。

詳細情報

場所 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-7-8
東京電業会館地階大会議室
交通案内 東京メトロ
丸の内線・銀座線『赤坂見附』駅下車徒歩7分
半蔵門線『永田町』駅下車徒歩10分
https://todenkyo.or.jp/pages/4/
建築設備士CPD
(協議会CPD)
6ポイント(申請中)
申込方法 指定銀行へ入金後、WEBよりお申込みください。
振込先 みずほ銀行 本郷支店 普通預金 2807221 
シャ)デンキセツビガッカイ
(銀行預金口座への振込をもって代金の受領書といたします。領収証の発行はいたしません。必要な場合はその旨をご連絡ください。)
キャンセル 受講料金の返金は、一切いたしませんのでご注意ください。
当日キャンセルの場合は代理の方が出席ください。
問い合わせ 一般社団法人 電気設備学会 講習会係
TEL:03-6206-2720 FAX:03-6206-2730
(お電話の掛け間違いには十分にご注意ください)
主催 一般社団法人 電気設備学会

講習内容

時間 内容 講師
09:30~10:20 開催挨拶、BACSとBACnetの最新動向 豊田 武二 氏
豊田SI技術士事務所
10:20~11:10 ネットワーク構成における(稼動(死活)管理を含み)BACnetの適用 鈴木 智幸 氏
ジョンソンコントロールズ
11:10~12:00 状態監視、故障監視における(イベント関係のモニタリングとその応用)BACnetの有効性 峯 仁 氏
アズビル
12:00~13:10 休憩
13:10~14:00 計測、計量、トレンドおよびエネルギー管理におけるBACnetのデータ収集 関山 雅雄 氏
NECネッツエスアイ
14:00~14:50 スケジュール制御および低炭素化制御 朝倉 啓 氏
東芝インフラシステムズ
14:50~15:00 休憩
15:00~15:50 オープン化とマルチベンダーシステムにおけるエンジニアリング 朝妻 智裕 氏
アズビル
15:50~16:40 クラウド環境におけるBACnetの適用 大山 晋平 氏
日立製作所
16:40~16:50 質疑応答 講師全員