第1回　会長賞受賞者の功績概要

杉山　修一　氏
功績概要	1953年大阪大学工学部電気工学科を卒業され、東京芝浦電気（株）に入社されました。以降長年にわたり、 主として建築電気設備の電源及び配電システムに関する開発を行い、その成果は関連規格、基準等にも反映されまた広く普及しており、電気設備の安全性及び信頼性の向上に多大な貢献をしました。 　電気設備にかかわる著書、技術報告も「建築設備の総合監視制御」、「ビル受配電設備」、「ビル用電気設備機器」等数多く発表し、また、無停電電源装置共通仕様書解説作成委員会委員長等、 当学会の委員会活動に積極的に参加し、常に指導的な役割を果たしてこられました。1982年より当学会の理事に就任し、1995年より副会長を務められました。

竹内　保　氏
功績概要	1947年電機工学専門学校電気科を卒業され、東光電気工事（株）に入社、以降53年間にわたり各種の指針、 マニュアル等の作成に参画し、多大な貢献を果たされました。また、「合成樹脂可撓管」を創案し、その開発に関与し、電気工事業界に寄与しております。 　「電気設備設計、施工マニュアル」等多くの著書の編集、執筆に参画するとともに、現場代理人教育に主点をおき、全国各地で講師を務め、電気設備に関する技術の普及に貢献しました。これらの 功績により、渋沢賞、日本技術士会会長賞等、多数の表彰を受けておられます。 　また、竹内氏は、電気設備研究会の創成期から参画し、工学会設立とともに理事に就任し、それ以降今日に至る21年間、一貫して学会活動に寄与し、1995年からは副会長として会勢の拡大、 支部の設立等に尽力されました。

山本　權一　氏
功績概要	1953年京都大学工学部電気工学科を卒業され、近畿電気工事（株）に入社されました。 以降,IEC／TC64建築電気設備の国内委員を務めるなど、長年にわたり建築電気設備に関する技術の発展に尽力してこられました。 　関西支部内に設けられた「中小ビルにおける400V屋内配線の最適化に関する調査研究」を始めとして、近畿通産局との共同研究「電気設備の震災教訓」等、多くの調査研究委員会の委員として 指導的な役割を果たし、その学術的、技術的な成果は高い評価を得ております。 　また、関西支部の設立に当たっては、設立準備委員会委員として、また支部設立後は関西支部理事として、今日まで6期にわたり関西支部活動の基盤整備に貢献してきました。

第12回 部門別学会賞受賞者一覧

■学術部門
	論文賞
	小林　幹（工学院大学） 論文「地震動に対する配電線路支持物の動的挙動」
	論文奨励賞
	谷口和彦，森田祐志（（株）きんでん） 論文「電力ケーブルから発生する低周波磁界の磁性材料によるシールド効果」
	論文奨励賞
	谷口經雄（近畿大学），石亀篤司（大阪府立大学） 論文「リアプノフ関数利用による系統連系自家発電システムの過渡安定度評価」
	資料・総説賞
	奥村克夫（芝浦工業大学） 学会誌特集「EMC（電磁環境両立性）」における解説及び「雷害の現状と防止対策」の企画･解説を行った成果
	資料・総説奨励賞
	小野塚一寶（（株）竹中工務店） 学会誌特集「住宅電気設備の現状と展望」において企画･解説を行った成果
	調査研究賞
	電気設備の震災教訓検討委員会（委員長　谷口經雄） 調査研究報告「電気設備の震災教訓検討」
	著作賞
	松浦正博（日本大学） 新編　電気法規･施設管理（コロナ社）
	著作賞
	竹谷是幸（中立電機（株）） 高調波と力率改善の実務知識（理工図書）
	（以上、8件9名1委員会）

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■技術部門
	施設賞
	品川インターシティの電気設備
	計画･設計 計画･設計 施工	（株）日本設計 （株）大林組 東光電気工事(株)
	施設奨励賞
	NTT武蔵野研究開発センタ本館の電気設備
	計画･設計 施工 施工 施工 施工 施工 施工	（株）NTTファシリティーズ (株)関電工 日比谷総合設備（株） （株）サンテック 東光電気工事（株） （株）東電通 山武ビルシステム（株）
	施設奨励賞
	ニッセイアロマスクエアの電気設備
	計画･設計・施工	清水建設（株）
	開発奨励賞
	集合住宅用ケーブルテレビインターネット対応システム
	開発	（株）関電工
		（以上、4件12社）

■技術振興部門
	振興賞
	電力品質測定器
	開発	中立電機（株）
	振興賞
	グランドアーク半蔵門におけるブライダル演出照明計画の取組
	設計 施工（建築） 施工（電気）	（株）日建設計 （株）フジタ東京支店 （株）関電工
	振興賞
	（株）九電工研究開発センターの電気設備
	計画・設計・施工	（株）九電工
		（以上、3件5社）

■2015年（平成27年）電気設備学会賞受賞者
■2014年（平成26年）電気設備学会賞受賞者
■2013年（平成25年）電気設備学会賞受賞者
■2012年（平成24年）電気設備学会賞受賞者
■2011年（平成23年）電気設備学会賞受賞者
■2010年（平成22年）電気設備学会賞受賞者
■2009年（平成21年）電気設備学会賞受賞者
■2008年（平成20年）電気設備学会賞受賞者
■2007年（平成19年）電気設備学会賞受賞者
■2006年（平成18年）電気設備学会賞受賞者
■2005年（平成17年）電気設備学会賞受賞者
■2004年（平成16年）電気設備学会賞受賞者
■2003年（平成15年）電気設備学会賞受賞者
■2002年（平成14年）電気設備学会賞受賞者
■2001年（平成13年）電気設備学会賞受賞者
■1999年（平成11年）電気設備学会賞受賞者
■1998年（平成10年）電気設備学会賞受賞者