吉田　修氏は、雷保護素子や避雷器の設計・製造・販売を行っている雷対策専門メーカの社長に就任以来、 国内外への雷保護機器の供給等による社会インフラの雷害軽減や重要建築物の雷保護に寄与するだけでなく、社会への雷防護に関する技術の普及活動、学術面での雷研究などに多大な貢献を果たされ、 国内外で高い評価を得ている。
また、2002(平成14)年から毎年、山形県鶴岡市主催の「雷サミット」（雷の文化と雷現象に関する公開講演会）を後援するとともに、2003(平成15)年から毎年、世界的な雷研究者を審査員に迎えた 「雷写真コンテスト」を開催し、学術的に価値ある写真を選定した雷写真集を出版、市民が雷現象に親しむ活動を展開している。2005(平成17)年からは、毎年、学識経験者の講演と雷保護技術の解説で 構成される「雷と雷保護技術セミナー」を全国数ヶ所で開催し、雷保護技術者のみならず市民が雷現象へ触れる機会を設けるなど、雷保護技術の普及・啓発に多大な貢献をしている。
さらに、国内最大級の「雷テクノロジセンター」においては、外部からの委託試験に応じるなど雷に関する技術の向上に寄与している。また、雷の資料や雷害対策の実演設備を展示する「雷ミュージアム」を開設し、 学校等から毎年4000名を超える見学者を迎え、雷に関する教育にも尽力している。
このように我が国における雷保護技術の向上のみならず、その普及、教育においても多大な貢献をされた。

日比谷総合設備株式会社

株式会社九電工

大成建設株式会社