豊田 武二 氏 | |
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功績概要 | 昭和37年3月電気通信大学電気通信学部を卒業、同年4月(株)日立製作所に入社、以来現在に至るまで、
電気設備技術、BAS技術の発展などに多くの貢献をされました。 主要な当学会に対する功績は昭和59年から会誌編集委員会委員として各分野の特集企画の他、多数の総説・論文等を執筆。これらの功績により平成3年学術部門論文賞及び平成12年度学術部門総説奨励賞を 受賞されました。 広告小委員会には長年にわたって参加し、広告収入の確保に貢献され、電気設備基礎技術講習会の講師を長年にわたり担当され、電気設備技術者の育成に努められました。 「電気設備に関する基礎技術 基礎編、電源系統システム編」の企画、編集、執筆を担当、講師として講習会にも参加され、「建築電気設備の計画と設計」では、企画、編集を担当されました。 平成7年からASHRAE(米国暖房、冷凍、空調工学会)で開発されたオープン化BAS用の標準通信プロトコル規格に対する電気設備学会の委員会に参加し、我が国のオープン化BASの基礎の構築と実現に 貢献されました。これらの功績により平成14年の学会賞の調査研究賞を受賞されました。平成12年にはANSI/ASHRAE規格135-1995のBAC netの電気設備学会としての翻訳と公刊に注力され、これをテキストとした 講習会を開催し、BAC netの理解、研究、製品化に貢献されました。さらに、平成14年8月、東京、大阪で米国及び中国からの参加をえて、国際BAC netシンポジウムを実行委員長として開催し 成功裏に終わらせるなど、多くの貢献をされました。 その他、全国大会実行委員会、論文委員会の委員を平成12年より努められ、全国大会のシンポジウムと一般講演の開催に関して企画、実行、講演に多大な貢献をされました。 |
光井 英雄 氏 | |
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功績概要 | 昭和38年3月東京電機大学大学院修士課程を修了され、昭和44年武蔵工業大学助教授に就任されました。
その後、昭和49年から1年間英国サルフォード大学において研鑽され、昭和51年に武蔵工業大学教授となられました。以後、平成7年からは大学院電気工学専攻主任教授として、長年にわたり同大学に
おける教育・研究に貢献されましたが、平成15年3月に定年を迎えられました。 この間、一貫して電力分野における絶縁劣化と放電現象に関する研究に取組むとともに、電気工学に関する教育・研究に力を注いでこられました。 電気設備学会へは昭和60年に入会され、以来18年間、 学会の発展に多大の貢献をしてこられました。この間、平成2年からの会誌編集委員会委員を始めとして、平成5年から7年まで評議員を、また、平成7年から15年まで長年にわたり理事を務められました。 この間、学会賞委員会、技術部会副部会長、会誌部会副部会長、論文委員会委員長、規格委員会副委員長の他、各種調査研究委員会委員長を歴任されました。さらに、平成13年には第20回全国大会実行委員長 として全国大会の開催に尽力されました。平成15年6月からは参与として引続き学会活動に尽力されております。 調査研究活動に関しては、「配線器具のトラッキング現象に関する調査研究委員会」、「電気コード等の防火対策調査研究委員会」、「電気痕の判定に関する調査研究委員会」等に委員長また委員として 参画され、その成果を報告書としてまとめてこられました。 これらの内、「電気コード等の防火対策調査研究報告書」は、学会賞(学術部門)調査研究賞を受賞されました。また、平成6年度に論文「建設用クレーンの活線接近シミュレーションモデル」が 論文賞(学術部門)、平成13年度に論文「自家用発電機向けAVRのデジタル化と実機試験による各種制御方式の検討」が論文奨励賞(学術部門)、学会誌特集「電気設備工学と教育」が平成14年度資料・総説賞を 受賞されています。また、平成10年には、電気保安の確保に対する功績により日本電気協会から「渋澤賞」を受賞されました。 |
吉村 俊一 氏 | |
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功績概要 | 昭和32年3月日本大学理工学部電気工学科を卒業し、同年関東電気工事(株)
(昭和59年 現(株)関電工 に社名変更)に入社され、以後現在に至るまで40余年にわたり社内は勿論のこと学協会、電設業界において電気設備技術の発展に多大の貢献を果たして参りました。 昭和54年電気設備に関する学会設立のために創設された電気設備研究会から参画し、平成5年には電気設備学会理事に就任いたしました。以後、平成15年まで理事、総務部会長として企画運営、 総務、経理、事業を担当し、各部会に積極的に参加し、本学会の発展に貢献して参りました。 特に、本学会においては平成9年より総務部会長として、東北支部、北海道支部、九州支部、北陸支部、中国支部、四国支部の設立に携わり、全国8支部体制の確立に寄与しました。また、企画運営会議議長 として学会運営の根幹となる事項について取りまとめする立場で現行体制確立に貢献しています。 その他、「耐震指針」「設計指針」の作成に関する(社)日本電設工業協会との共同作業においても事務局を担当し、数々の書籍発刊に尽力されました。 また、学会内の事業として第一種電気工事士定期講習テキスト作成委員会委員を歴任し、(財)電気工事技術講習センターの第一種電気工事士定期講習専門委員会委員を委嘱され活躍いたしました。現在は、 電気工事士に関する法・制度の改正により、特別行政法人製品評価技術基盤機構内に移管された「電気工事士テキスト審議委員会」委員として参画しておられます。 |
■学術部門 | |||
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論文賞 | |||
藤澤 徹(神奈川工科大学)、大矢 征(神奈川工科大学) 論文「複合機能一体型太陽電池モジュールのフレームによる日影損失を低減するレイアウト指針」 |
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論文奨励賞 | |||
木船 弘康(東京商船大学[現:東京海洋大学])、中岡 睦雄(山口大学) 論文「誘導加熱方式常圧高温過熱蒸気発生装置用定周波ソフトスイッチングPWMインータの開発」 |
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資料・総説賞 | |||
竹谷是幸(エース國際技術コンサルティング) 学会誌特集「電気設備、保護の考え方と関連法規」他において雷に関する解説を行った成果 |
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資料・総説奨励賞 | |||
小林 幹(工学院大学) 資料・総説「電気設備の耐震・免震技術開発」 |
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資料・総説奨励賞 | |||
横山 茂(九州大学大学/(財)電力中央研究所) 資料・総説「電気設備の耐震・免震技術開発」 |
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著作賞 | |||
豊田 武二(協立機電工業(株))、北越 重信((株)京王設備サービス) 著書「わかりやすい ビル電気設備」 |
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調査研究賞 | |||
電気設備用語委員会 電気設備用語辞典 |
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(以上、7件9名1委員会) |
■技術部門 | ||
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施設賞 | ||
晴海アイランドトリトンスクエアの電気設備 | ||
計画・管理 計画・管理 計画・設計 設計 設計 設計 設計 |
(株)晴海コーポレーション 都市基盤整備公団 東京支社 (株)日建設計 (株)久米設計 (株)山下設計 (株)竹中工務店 (株)大林組 |
施設奨励賞 |
マイカル茨木の電気設備 | ||
計画 計画 設計・施工 |
(株)マイカル ジー・アンド・エム・エネルギーサービス(株) (株)竹中工務店 大阪本店 |
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施設奨励賞 | ||
慶應義塾大学 日吉 来往舎 | ||
設計・施工 施工 施工 |
清水建設(株) (株)関電工 (株)きんでん |
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施設奨励賞 | ||
湊町リバープレイス「なんばHatch(ハッチ)」 | ||
設計 | (株)安井建築設計事務所 | |
開発賞 | ||
コンクリート埋設物三次元表示システムの開発 | ||
開発 | (株)きんでん | |
開発奨励賞 | ||
地球環境戦略研究機関(IGES)研究施設の総合エネルギー運用管理システム | ||
計画・設計 施工 施工(中央監視) |
(株)日建設計 鹿島建設(株) ジョンソンコントロールズ(株) |
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開発奨励賞 | ||
キヤノン本社の最新BEMS | ||
設計・施工 施工 施工 施工 |
(株)大林組 (株)関電工 (株)日立製作所 (株)山武 |
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(以上、7件22社) |
■技術振興部門 | ||
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振興賞 | ||
立教女学院 礼拝堂の照明設備 | ||
設計 施工(電気) |
(株)山下設計 東光電気工事(株) |
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(以上、1件2社) |
■2015年(平成27年)電気設備学会賞受賞者
■2014年(平成26年)電気設備学会賞受賞者
■2013年(平成25年)電気設備学会賞受賞者
■2012年(平成24年)電気設備学会賞受賞者
■2011年(平成23年)電気設備学会賞受賞者
■2010年(平成22年)電気設備学会賞受賞者
■2009年(平成21年)電気設備学会賞受賞者
■2008年(平成20年)電気設備学会賞受賞者
■2007年(平成19年)電気設備学会賞受賞者
■2006年(平成18年)電気設備学会賞受賞者
■2005年(平成17年)電気設備学会賞受賞者
■2004年(平成16年)電気設備学会賞受賞者
■2002年(平成14年)電気設備学会賞受賞者
■2001年(平成13年)電気設備学会賞受賞者
■2000年(平成12年)電気設備学会賞受賞者
■1999年(平成11年)電気設備学会賞受賞者
■1998年(平成10年)電気設備学会賞受賞者